シャニマス3rd東京公演もアーカイブ公開期間をわずかに残すところとなりました
正直、福岡公演もセトリはほとんど変わらないし、聴きたかったソロ曲も恋鐘を除く冬優子と雛菜を回収できたので時間のあるうちに一旦まとめようと思いました
ちなみにすべて配信で視聴、名古屋公演はday1のみ視聴です
まず不満点から
悪い点と良い点があるときは良い点を後に言うと悪い印象が残りにくいそうです
ソロ曲の上演日を一日に絞るな
名古屋公演day2を見なかった理由はこれに尽きます
ちなみに東京公演も本当はリアタイできましたが、ソロ曲の関係でセトリ確認後にアーカイブで視聴という形になりました
どうしてこんな上演形式になるんでしょうね
ぼくが考察するに、全アイドルを平等に扱おうとした結果だと思います
今回3rdライブに参加する声優さんで最も参加日数が少ない方は福岡day2のみです
したがって全アイドルが一日のみの披露となったのでしょう。6日間全通の方もいるのに
また二つ目の理由としては単純な時間の問題があるでしょう
シャニマス3rdライブではCOLORFUL FE@THERSシリーズの全員曲が3曲、ソロ曲が4曲、ユニット曲が2×6の12曲、全体曲が5曲、計23曲です
福岡公演はシーズのユニット曲が加わったりソロ曲が減ったりする日がありますが±2曲に収まるでしょう
ここでソロ曲を一人当たり2日披露するとなると+4曲となります
時間にして4分×4曲で16分以上、MCを含めると2-30分になるでしょう
これが許容できるかできないか、一介の視聴者/消費者には分かりませんがやらなかったということは許容できなかったんでしょうね
ぼくからするとMC減らせるんじゃとか全体曲減らせるんじゃとか言えますが、おそらくそこに一つ目の理由が降ってきてうまく収まったのだと思います
ソロ曲の上演日を一日に絞る悪い点は視聴者が見たい公演を見れないだけに留まりません
これに関してもぼくは在宅なのでダメージが少ないですが、現地の人間にとっては大問題だったと思います(まあ現地すらなくなったんですがね)
上演日が一日になると演者側もどれだけ練習しても一度しか披露機会がないことになります
MCを聞いても、シャニマスで初めて発表されたソロ曲をライブで披露することに対して、声優さんに大きな思い入れがあったことは想像に難くありません
できることなら二日間披露したかったのではないでしょうか。一視聴者の想像ですが
もっとレベルの低い話で言うと、一日目よりも二日目の方がパフォーマンスの質は間違いなく上がるでしょう
最近で言うと2ndライブでも、一日目で歌詞を間違えてしまいましたが二日目では最高のパフォーマンスができ小さくガッツポーズをするという流れがありました
もしかすると今回の公演でも改善点があったかもしれません、しかしソロ曲に関してそれをフィードバックする機会は未定の4thライブになると思います
あまり引き合いに出して片方を下げるのは良くないと思いますが、デレマスライブはそのあたり柔軟なように思います
そもそもデレマスはその構造上、全員に平等ということが不可能という下地はありますが、シャニマスもあまり頑なにならずにツアーという形式を活かしてほしいです
さて、ようやく良かった点です
まずGR@DATE WINGシリーズ最高!
ストレイライトとノクチルを除くユニットのGR@DATE WING2曲目は本公演で初披露でした
純白トロイメライは圧倒的に曲が強かったですね
サビのソロパートで1-4の形で振り付けが違うのは完全に想像のままでした
人形的な振り付けもとても良かったですね
恋鐘の「選んでよ」「選んだら」「選んだよ」がとても好きです
個人的にアンティーカの好きな点は三峰と霧子の声が想像よりも強いことです
摩美々と咲耶は普段から声が低めなので想像通りですが、三峰と霧子は甘めなのでソロコレを聴くと意外に感じます
そしてそのおかげで恋鐘の歌声が際立つのだと思います
ぼくはシャニマスでは恋鐘が一番好きなのですが、それは幻惑SILHOUETTEの「眩しくて鮮やかすぎるかい」のパートの影響が大きいです
アンティーカというかっこいいユニットとユニット曲に反してかわいい声ですがとても力強く感じました
しかも公式サイトで見た目を調べると意外とがたいがいい
胸が大きいのはいいんですが、それに対応してしっかり肩幅が広かったり身長が高かったりするのはいいですね
ブログ書くにあたって今も公式サイトを見直しながら書いてるんですが月岡恋鐘めっちゃかわいいですね。大きいリボンもいい
次に放クラ、どちらの曲も盛り上がる
名古屋東京のぼくが見た3日間の公演はどれも声優さんの欠けが多少あったんですが、ちよこ先輩が一番いないことの大きさを感じましたね
これは放クラ4人だと力不足ということではなく、歌詞の振り分けや最後の五芒星など5人であることを強く感じることが多かったです
というか最後の星、なんでやらせるんでしょうね
最後の日に星が完成して感動させるぞという意図が透けてあまり好きじゃないです
一方でパフォーマンス自体はとても良かったです
新型コロナによりコール禁止であり、放クラにとっては大きな向かい風だったと思います
しかしながら楽しそうに(本当に楽しそうに)歌う姿はとても印象に残りました
これは仕方のない話ですが、次の歌詞や振り付けを意識してるときの顔って何となく見てる側も分かりますよね
東京day2ではどのユニットも不安そうな顔がいつもより多かったです
それと同じくらい、不安なはずなのにそれを気にもさせずに楽しんで歌っている様子もよく分かります
放クラは常に楽しそうな表情で歌っていて、見ているこちらもパフォーマンスに集中できました
次の歌詞や振り付けを気にしなくても歌って踊れるくらい練習したんだなあと感じられる部分で、本業でないライブのためにそこまでしてくれるのはありがたいと思います
アルストロメリアはダブル・イフェクトの振り付けがめっちゃかわいいですね
千雪さんが欠席した東京day2では大崎姉妹で歌っていましたが、いつもと違う曲の雰囲気が出ていて良かったです
別にアンチとかではないんですが、アルストロメリアに千雪さんを加える判断(ここでいう判断はゲーム内のシャニPではなく、シャニマスのディレクターの判断)がどういうものだったのか理解しかねています
初期のアルストロメリアコミュでは大崎姉妹と千雪さんお互いが気を遣うなどこの設定を持て余している感じがしました
「薄桃色にこんがらがって」は面白かったですが、絶対にここを見据えて組んだユニットではないし、アドリブ感が強いユニットだなというのがぼくの現状の理解です
イルミネもまた真乃とめぐる2人での歌唱が多い公演でした
シャニマス2ndも2人でしたが、このときの歌唱がとても良く、シャニマスに2人ユニットが来てほしいなと思ったらシーズの発表だったので嬉しかったです
斑鳩ルカの立ち位置が未だに不明ですが、高山Pのインタビューを見る限りシーズに加入することはないと見ていいでしょう
しかし、イルミネーションスターズにおける歌声の中心は灯織だと思います
名古屋公演で改めてこれを実感しました
これは自分の中で確固たるイメージがあるのですが、イルミネの歌は魔貫光殺法の中心のビームが灯織、周りの螺旋が真乃とめぐるだと思います
めちゃくちゃ伝わりやすいと思いますが、めちゃくちゃ雰囲気が死ぬので他人に言ったことはないです
ソロコレでは基本イルミネの曲は灯織のものを聴いているので、その点でもいないと寂しさが大きいユニットですね
またシャニマス3rdの目玉はソロ曲でした
名古屋day1はリアタイしたのですが、あまりにもセトリの後ろに回されていたのでまさか3rdライブではやらない気かと思いました
ぼくが個人的に聴きたかった曲は以下の通りです
シャニマスソロ曲3rd見たさ
— 春屋はる (@hibikicolle) 2021年4月9日
S
アポイントシグナル
SOS
あおぞらサイダー
A
HAREBARE
プラスチック・アンブレラ
Darling you!
今はこれに浅倉が加わったりしていますが、公演は名古屋day1の後はSランクのものだけを購入しようと思っていました
結果としてきれいに3日間に分かれたので憤死しました
今考えると名古屋day1のソロ曲はとても良かったです
あさひに関して、曲はもちろん良かったのですが終わりの「毎度ありがとうございました」はとても印象に残る演出になりました
というのもぼくの周りでは「シャニマスはコミュをちゃんと読んでいる人が少数派」という風潮があります
あくまで風潮があるだけで実際は友人だけなら過半数がコミュを読んでいます
なんとなくぼくもコミュを読んで何になるんだろうと思うことがありました
シャニマスのコミュにはある程度の制約があり、純粋に文章を読むという質だけで見ると何かの賞でもとった小説の方がいいはずです
それでもシャニマスのコミュを読んでいるのは、アイマスという構造とキャラクターが好きだからだと思います
あさひの最後の挨拶はコミュを読んできた意味を明確に提示してくれました
コミュを読まない多数派の人に対して説明すると、「毎度ありがとうございました」というのはあさひのGRADコミュで出てきた台詞です
蕎麦の出前を手伝うあさひが挨拶しないことに対してシャニPが注意するという流れで、感謝の気持ちを示す言葉の象徴として出てきます
言ってしまうと、あさひは心を込めるということがどういうことなのか理解できていないと思います
一方でよく分からないけどそれが大切であるということは理解しているようで、そのような複雑なあさひの価値観が「毎度ありがとうございました」という言葉には不随しています
つまり、あの挨拶は神の視点であるプレイヤーは額面通りに受け取れない言葉になるのです――コミュを読んでいる人には
コミュを読んでいたおかげで演出を100%で楽しめたと思います
上記のような複雑な感情を想起させるのは、コミュを読んでいなければ不可能なことでしたし、公演が終わったあとにとてもGRADを読みたくなりました
ライブとゲームが双方向に影響する良い演出だったと思います
次に冬優子のソロ曲『SOS』です
もうちょーかわいいって感じの曲と歌い方で良かったです
良かったですが、最初にアーカイブを聴いたときはさすがにCDの方が歌は上手いなという感想を持ちました
まあ何度も撮り直しての録音だから仕方ないと自分に言い聞かせてました
悪い点でソロ曲を一日しか披露しないことに苦言を呈していたのもこのためです
しかしながら、数日してアーカイブの音源がモノラルになっていたことが判明!
すぐに修正され、修正後はめっちゃかわいかったです
モノラルになってることくらい気づけよと思いますが、ライブは会場によって音質が左右されがちだと思うので、今回もそれだと思っていました
ライブとCDの歌の関係は単純な上位互換下位互換の関係にはないと思います
ライブの冬優子はCDよりもかわいさに振っているような印象を受けました
振り付けもかわいかったです
とくにS・O・Sと間奏の♡を作るところがかわいかったですね
シャニマスの世界だとSOSのMVはザ・冬優子イズムの衣装で撮影されてると思うので、いつかはあの衣装でのライブが見たいです
最後に雛菜の『あおぞらサイダー』です
これもかわいいですね
CDよりものびのびとしあわせ~に歌っているように感じられて良かったです
この公演は雛菜のGRADを見たあとに視聴しました
雛菜のGRADは雛菜がどうしてアイドルを続けるのか、浅倉透がいなくなってもそこにアイドルを続ける意味はあるのか、雛菜の”しあわせ”とファンどちらを優先するのかなど、雛菜を大きく進めたシナリオだったと思います
それを経た上でライブをする雛菜、とても良かったです
ぼくは声優さんとアイドルの同一視に反対の立場です
声優さんに求めすぎるのは違うし、こちらが勝手にアイドルを幻視するのが正しい楽しみ方だと思っています
それとは別に、ライブに立っている声優さんはこれまでのアイドルの台詞を読んで、考えて、吹き込んだのは確かな事実です
したがって、その演技にはそれまでのアイドルの思考や経験が反映されているものだと思います
雛菜はWINGでは他者との相互理解を否定していました
GRADで進歩したとは言え、それは雛菜のしあわせがファンに幸せを与えるという一方的なもので、あまり相互的な影響はしていないように思います
岡咲さんはどこまで雛菜を考えながら歌って踊っているのだろうかと考えてしまいます
雛菜に気持ちを寄せた動きと声優さん本人の動きの境目が分からないくらい良い表情でした
残念ながら雛菜のソロ曲披露日は無観客公演となりました
観客の有無で明確に声優さんのパフォーマンスは異なると思います
是非観客のいる状態のあおぞらサイダーが見たかったです
以上でシャニマスライブに関する感想は終わりです
総評としてとても楽しいです
とくに東京公演は直前まで忙しかったこともあり、ずっと心の支えでした
ノクチルのGRADも来て、ますますシャニマスのコミュを読むことが増えてきました
シャニマスのコミュと現実のライブはお互いに高め合っていて、どちらかを欠かすと一方の楽しさが低まってしまうと思います
ぼくとしては、現地にはいかない(怖いので)、見たい公演だけ見るという楽しみ方がちょうど良いです
その上でコミュを読みこうやってブログにまとめるのがシャニマスとのいい距離感だなと思います。咲耶の朝コミュですね
東京公演のアーカイブも怪我の功名でまだ少しの期間見れます
ぼくはSOSとあおぞらサイダーをヘビーローテーションする予定です
こんなブログ最後まで読んでアーカイブ買ってない人は買って見てください
以上です。