なんかまた少しスマブラ上手くなったので気付いたこと書いておきます。元々ある程度スマブラは上手いのですが、VIP中堅以上で安定せず、勝率も50%を上回らないという中途半端な状態でした。加えて、去年の5月以降のあcolaさんの台頭に触発されて使い始めたスティーブの世界戦闘力が、メインで使っているリュカを越えるという体たらく。これまでリュカを使っていたのは間違いだったのではないか、とも感じる有様でした。それとは別に、最近友人とスマブラをする場が増え、上手さを褒めてもらえる機会が増えました。友人は僕がVIPというだけでまるでプロかのように称えててくれるのですが、実際はプロとは月とスッポンの差があるわけです。この申し訳なさを少しでも埋めるため、また、日に日に上達する友人にも触発されて、本格的に一段階レベルアップしようと考えました。
やったこと
リプレイ動画(1月18日)
実はキャプチャーボードHD60 S+を持っています。これでVIPの試合を1時間ほど録画して見直しました。今見返してもとても酷いです。これから得られた教訓は「負けるべくして負けている」ということです。ニュートラルの立ち回りでもリターンの低い上強をしていたり、リスクの大きい飛び込みの空前をしていたりします。頭では理屈は分かっていますが、試合中は「技を当てたい」、「拒否したい」という”気持ち”が先行していました。また、自分が思っている以上に動きが硬くて驚きました。もっと自由に動くことが何よりも大切だと感じました。
リュカ使いの動画、配信で座学
リュカは大型大会のリザルトに残るような関東の最上位プレイヤーこそいないものの、レート2000超えクラスの使用者層は厚い方のキャラクターだと思います。また、配信をしている方も少なくないです。そこで、YouTube配信を見て基礎から考えを改善しました。全一リュカと称される方は複数いますが、なかでも僕ははかだまさんのリュカが好きです。はかだまさんのリュカは、リュカ固有のテクニックを多用せず、リュカのワザや挙動の強みを活かして戦っているように見えます。見る配信はスマメイトではなくVIP連勝にしました。現状の僕に必要なのは、レートを上げるための強気な行動ではなく、連勝を継続させるような堅実な動きだと助言を貰ったからです。
また、やまだごさんのリュカコーチング配信を見ました。コーチング配信はいいですね。自分がやりがちなミスだけではなく、上位プレイヤーがプレイ中に重視しているポイントを汲み取れます。こちらの配信では空Nの急降下の重要性が述べられていました。僕も知識としては持っていましたが、やまだごさんが熱弁する様子を見て自分の中の優先度を引き上げました。
スマメイト少し
スマメイトも少しだけ始めました。元々たまに試合するのですが、あまりに実力差があるとやる意味がないと思うので、調子の良い日だけやるようにしました。ただ、VIPの比じゃないくらいに疲れる感覚があります。今は自分の動きをよくすることを優先すべきだと思うので、比重としてはスマメイトよりもVIPで戦闘力を上げるべきだと考えています。「自分の動きをよくする」については後の改善点に書きます。
トレモも少し
横強の上下シフトと反転下強の精度はかなり重要だと感じたので少しだけトレモをしました。リュカは確定コンボが少ないキャラだと思っているのでトレモの恩恵よりも状況判断の方が勝利への寄与が大きいです。しかしそれを差し引いてもこの2点は「現実的な難易度」で「安定させやすい」のでトレモで練習しました。逆にひもぺち運びなどは現実的ではない難易度で、安定させるには時間がかかりすぎるので練習していません。
改善点
リュカの強みを押し付ける
最近は友人とスマブラすることが多いのですが、僕は明らかに1戦目の動きが下手です。これは、僕が相手に対応しようとする所為だと思います。そもそもスマブラを相手を攻略するゲームだと勘違いしている上に、癖読みも遅いせいで1戦目が最も弱く、連戦するにつれて勝率が上がっていきます。しかし、VIPは1戦区切りです。この勘違いは致命的なので早急に押し付ける立ち回りへ改善を図っています。ワザを振ることを増やし、固まる時間を減らして間合いを取らせないことを意識しています。
ニュートラルで振るワザの整理
動きを押し付けるために必要なのは、一番強いワザを振ることです。対応はそのワザが当たらなくなってから考えることです。そこで、リュカの一番強いワザを配信を見ながら考えた結果、空前を振る回数が自分よりはるかに多いことに気づきました。空前は先端を当てれば反撃されにくく、当てればDAから有利展開の低リスク高リターンです。そこからは、それまで空Nや空後で牽制していた部分をすべてと言っていいほど空前に置き換えました。以前は色々なワザを振ることで相手に揺さぶりをかけていましたが、代わりに空前の振り方とタイミングで揺さぶりをかけるように意識を変えました。
また、密着展開では上強ではなく空Nを振るようにしました。以前までの認識ではリュカは間合いを測りながら戦うキャラで、密着は苦し紛れの上強をしていたのですが、密着の空Nの強さを知ってからはリュカの密着がむしろ強いことに気づきました。今はガーキャンの弱いキャラには密着展開を作りにいくこともあります。空Nを当てた後はしっかり急降下を入れて横強や下強に繋ぐことを意識しています。
撃墜拒否
撃墜拒否が重要というのは有史以来言われてきたことで、自分も頭では理解していましたが、その優先度をさらに上げました。例えば自分が先制して自機3スト120%、相手2スト0%の状態は、相手のスマッシュやそれに繋がる始動技に当たらないことをマストとしました。いや、以前から当たらないようにしていましたが、撃墜拒否:ワザを当てたい気持ち=80:20くらいで、平気で雑な空中攻撃をしていたと思います。このように択を散りばめてワザを当てるよりも、相手のスマッシュに絶対当たらない択を一生置き続けるようにしました。今の感覚は、95:5くらいで、撃墜されるのはどうしようもない復帰阻止や初見殺し、受け身や崖の択負けのみにしたいです。
まとめ
書き出してみたら割と当たり前のことでしたが、自分が何を意識したらいいか整理できました。スマブラ関連のブログ草案は何度も書いてて久しぶりにしっかり書きあげたのですが、数か月前のものとは真逆の結論に至っている部分もあり、そういうところも含めて面白かったです。7月の下書きでは平気で「ワザを振る回数を減らす」とか書いてました。
これは余談ですが、上達のために世界戦闘力を上げたおかげか、VIPマッチでZETA DIVISIONのてぃーさんとマッチングすることができました。結果はボロボロでしたが、昔上手な人とやった時よりも同じゲームをできていると感じられました。ゲームで飯食ってる人と直接対戦できて「悔しい～」と思えるのは贅沢ですね。スマメイトをやればもっと色々な最上位プレイヤーと戦う機会が貰えます。来月以降忙しくなるので難しいかもしれませんが、もし早々に来期スマメイトが始まるなら1600を目指してみたいです。それまでにはくまっぷ戦闘力で言うところの魔境卒業を達成したいです。
