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引きこもり長崎旅行

 先月の東京旅行に引き続き、長崎に行って来ました。旅行へのハードルが完全に下がりました。誘ってくれる友達に感謝です

 


前回の旅行

haruyalog.hatenablog.com

 


路面電車

路面電車

 


 たぶん一番長崎を感じられる写真。長崎は路面電車が本当に多く、絶対に自分では運転したくないなと思いました。真に難しいのは歩行者の時で、路面電車の線路と信号、車が交差点で入り乱れ、旅行者としては歩きにくさを感じました。昔は家の近くも路面電車が走っていたらしく、歴史と文化を感じます。

 


佐世保バーガー

佐世保バーガー




 長崎らしいものを求めて佐世保バーガーを食べました。佐世保バーガーに定義はないようですが、ベーコンと野菜とカリカリのパンがあれば佐世保バーガーっぽく見えます。その点でこのお店のハンバーガーは完璧な佐世保バーガーでした。特に肉の味が強くて美味しかったです。

 


眼鏡橋

眼鏡橋




 近くに眼鏡橋があったので写真を撮りました。当日はとても天気が良かったので綺麗に眼鏡型を撮ることができました。有名な観光地なので人は多かったです。眼鏡橋は足元まで階段で降りることができ、意外にも管理がおおらかでした。

 

斜めから眼鏡橋



 

あえてあまり見ない斜めからのアングル

 

 

 

大浦天守

グラバー園への道

 

 グラバー園に隣接する大浦天主堂は、Fateに出てくる言峰教会のモデルとなったらしいです。天主堂へ向かう道ではお土産の販売所が乱立しており、修学旅行生が多くいました。そもそも駐車場の時点で案内が非常に丁寧で、観光所としての貫禄を感じました。

 

大浦天守


 たしかに外観は言峰教会そのままでしたが、イリヤバーサーカーと戦った広場はないのでそこまで聖地巡礼は感じませんでした。その一方で大浦天守堂の内部では宗教の力強さを存分に浴びることができました。内装は撮影禁止でしたが、ステンドグラスが綺麗で、宗教とのアンマッチさとリアルさを感じました。ぼくは宗教とは遠い人間ですが、それこそFateやFE風花雪月を遊んでいたことで宗教施設の観光がとても楽しかったです。

 


キリシタン博物館

 

 大浦天主堂の拝観チケットで入ることができたので、併設するキリシタン博物館も見学しました。最近、方法序説を読んだのですが、17世紀にもなって「序説」とされる本が書かれるほど科学が発展しなかったのはキリスト教の影響が大きいです。この点でキリスト教にはあまり良い印象がありません。一方で、江戸幕府による禁教もまた壮絶なものであったという歴史がこの博物館では語られていました。

 

 大きく取り上げられていたのは「日本26聖人」です。26聖人は豊臣秀吉により処刑された26人の信徒を指します。キリスト教では殉教と言うそうです。この出来事はキリスト教禁教の厳しさを表しており、特に「殉教はむしろ喜び」、「死後の永遠の命は現世の一瞬の命に代えられない(から宗教を捨てない)」というような、自分の命より信仰心が重い考え方が心に残りました。教科書で絵踏みを学んでも踏めない信徒の気持ちは分かりにくいですが、これらの記述はより凄みをもって宗教を信じることの重さを表していました。

 

軍艦島

軍艦島

 

軍艦島 引き




 時間的に行けそうだったので軍艦島を陸から見に行きました。最近読んだ金田一少年の事件簿軍艦島が舞台の事件があったので、島の様子を想像しながら眺めました。意外にも軍艦島は陸地に近く、頑張れば建物の造詣が見える距離感です。周辺にある島は全体的に丸っこく、軍艦島はその名の通り軍艦のように角ばっているので非常に目立つ見た目でした。

 

恐竜博物館


 隣には恐竜博物館がありました。いつか福井の恐竜博物館にも行ってみたいです。

 

 

 

中華街

小籠包

炒飯

ちまき






 夜は今回のメインとも言える長崎中華街を訪れました。意外と中華街自体の範囲は狭く、道2本分程度でした。しかし、街中は中華の匂いが漂っており、本格的な中華料理屋や道で飲茶を売るお店が何軒もありました。中華料理屋ではコースを頼みました。写真の他には麻婆豆腐や酢豚、角煮まん、チャンポンなどがあり、どれも美味しかったです。特に中華ちまきは初めて食べたのですが、肉がごろごろ入っていて美味しかったです。中華料理好きなのですが一度外れ店を引いたことがあるので入るのが怖いです。中華街のような有名な場所で一生食べたいと思いました。

 


トルコライス

トルコライス




 長崎なのでトルコライスを食べました。正直トルコライスのことをあまり知らなかったのですが、大学生のお子様ランチみたいなのが出てきて面白かったです。正直カツカレー、ピラフ、ナポリタンはそれぞれ食べたことがあるので味の想像は出来るのですが、それらがワンプレートになっても美味しく食べられるか不安でした。実際は意外と妙なシナジーがあって美味しかったです。基本は本能にしたがって別々に食べるのですが、終盤はもはやミックスです。

 

 

ミルクセーキ


 おすすめにあったミルクセーキも食べました。トルコライスの味が濃いのでミルクセーキの爽やかさが助かります。

 

 

 

武雄市図書館

武雄市図書館

 帰り道、佐賀の武雄市図書館に寄り道して貰いました。とても賑やかな印象を受ける図書館で、パブリックイメージである厳粛さをほとんど感じませんでした。まず入って驚いたのが図書館の中にスタバがあることです。図書館の借りられる本だけではなく購入できる本も置いてあるため、本を購入してスタバでコーヒーを飲みながら読むというムーブが可能です。最寄り駅に併設してほしいと思いました。

 

内装 撮影可能エリアから


 図書館自体は2階立てで印象よりも広くなかったです。図書館というよりも本がメインの複合施設のようでした。撮影は基本禁止ですが撮影可能スペースがあり、現代の若者の動きに適応していると感じます。調べてみると批判の声が多いようですが、子供が図書館で遊ぶ様子を見ると決して間違った方向性ではないと思いました。

 


総括

 長崎はかなり近い県なのですが、交通ルールや食から文化の違いを感じることができました。ぼくは学習が好きなので教会や図書館を見学できたのも、修学旅行のようで楽しかったです。ぼく一人だと中々行かない距離感だったので、同行してくれた友人に本当に感謝です。

 


 東京旅行との比較として、食べ物がすべて美味しかったのが一番大きかったです。東京で食べたものも不味くはなかったのですが、福岡で食べられないかというと怪しいです。その点、長崎の食べ物は福岡では中々食べられないものであったり質であったりしました。特に中華街は他にもたくさんのお店があったのでまた行きたいですし、神戸や横浜の中華街も訪れてみたいです。

 一方で、観光スポットでいうと知名度は流石に東京に劣ります。ぼくが旅に不慣れなのもあるので、こうした分かりやすい観光スポットがない時の動きに困ってしまいます。それでも十分楽しめたので知名度が旅の本質ではないようです。

 


 以上が長崎旅行でした。計画は人が立ててくれたのですが、ぼくの旅行への興味の高まりとタイミングが完璧でした。今はお金のことを考えなくてよい時期なので、今のうちに色々な場所を体験したいと思います。