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輪るピングドラム、見ました

きっかけはレビュースタァライト

haruyalog.hatenablog.com

ついこの間劇場版レヴュースタァライトを見たという記事を上げました。自分の感想も書いたので他の人の感想を漁っていると、「エヴァっぽい」という感想に紛れて「ピングドラムっぽい」という意見がちらほらと見られました。そもそもこれらの作品はまとめて語られることも多い上に、ロンドロンドロンドを見るためにdアニメストアに入っていたこともあって『輪るピングドラム』を一気見しました。

というかツイート掘ってもらったら分かるんですけど、何度かピングドラム見ようとしていたんですよね。ですがタイミングが合わなかったり1話が思っていた感じと違ったりしてだらだらと引き延ばしてしまっていました。結果的には見て正解でした。ということでこのブログの序盤は「ピングドラムを見る前の自分」宛のものになります。

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劇場版レヴュースタァライト、観て良かった

  • シンエヴァのおまけ
  • 舞台少女の死
  • 大場ななが好きです
  • 概念バトル
  • 西条クロディーヌ好きになる
  • レヴューの演出
  • 愛城華恋
  • 総評

 

シンエヴァのおまけ

先日、忙しさに一区切りがついたので映画を観たいなと思い、新特典が解禁されたシンエヴァとレヴュースタァライトを観てきました。レヴュースタァライトは元々当時TVアニメを観ており、好きだがどハマりするほどではないという距離感で、スタァライト単品だったらわざわざ見に行かなかったと思います。しかし、たまたま都合のいい時間に連続で見られそうなことが判明。慌てて前日にロンドロンドロンドという総集編(大嘘)を見て映画館へ向かいました。ちなみにぼくは舞台とアプリゲームはまったく追えてないです。

 

先述の通りスタァライトはあくまでおまけ、せっかくだから見ようの精神で観たのですがこれが本当に面白かったです。もし観てない人で、配信されてから観ようと思う程度に好きな人は映画館で観ることをおすすめします。映画館の良さ、何よりスマホも触れず画面に集中できることだと思うので。演出も素晴らしい上に話もきちんとTVアニメの続きから完結までを描いてくれています。

 

ここからネタバレあり

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「とんでいっちゃいたいの」コミュを脳に染み付ける【デレステ】

  •  挨拶
  • コミュ
  • 志希とフレデリカの失踪理由
  • かな子による解決方法
  • 総評

 

 挨拶

みなさんは「とんでいっちゃいたいの」という曲がデレマスに存在することを知っていましたか?デレステを主としてプレイしている人の中には知らない人も多かったと思います。なぜならこの曲がリリースされたのは2017年!なんと4年前の夏です。とてもいい曲なのでぜひ聴いてください。6thライブで発売された志希ソロも聴いてください。

そしてとうとうデレステに「とんでいっちゃいたいの」が実装されました。季節曲はその季節に実装されるので、夏が来るたびに今年かな?今年かな?と期待しては秋を迎えていました。4年目ともなると半ば諦めていたので突然の実装には驚きました。

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ノクチルの再紹介

大きな個人コミュであるGRADを迎えた今、改めてノクチルの4人がどんなアイドルなのかを自分なりにまとめたい。できればそう書いた根拠もまとめたかったがコミュを読みなおすまでの時間は取れなかった。そのため主観、というかどういう視点で4人を見ているかというものになる

  • 浅倉 透
  • 樋口 円香
  • 福丸小糸
  • 市川雛菜
  • おわりに
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デレマス、シャニマスにおけるソロ曲の分類

 

背景

アイマスにおいてソロ曲はアイドルの解釈への大きな一側面を担っています
とくにデレマスはそのアイドルの多さから、シャニマスは元来ユニット曲しか存在しなかったことから、アイドルへのソロ曲の実装は大きなイベントです
基本的にデレマスとシャニマスのソロ曲はアイドル一人あたり1-2曲しか存在しないため、自分の好みと合致する曲が制作されるかどうかは祈ることしかできません
ときには想像と違う方向性でがっかりすることもあります
さてここで、その曲は本当に私たちに向けて作られた曲でしょうか
この答えは曲を制作してくださった方々にしか分かりませんが、私は「YESでもありNOでもある」と考えます
これが主題における「分類」です

 

問題点

今回提示する問題点は「楽曲を制作する方によって視点は違うのに『アイマスソロ曲』として一緒くたにされている」ことです
顕著なときは「〇〇 (アイドル名)のソロ曲」として同一視されます

アイマスを楽しむ側の視点

アイマスという作品において、私たちは複数の立場からアイドルの応援を楽しむことができます
例えば「プロデューサー」、「ファン」などです
人によってはここに「親」、「彼氏」などを挙げる人もいるかも知れませんし、これらを複合した立場も考えられます
しかしながら、現実世界でアイマスを楽しんでいる私たち (プレイヤー)に最も近い視点は「神の視点」です
その根拠としてはゲーム中でアイドルが一人でいる時間が描写されていることです
そこで起こったことはプロデューサーやファンでは知り得ず、第三者ではプレイヤーのみ知ることができます
ここで、情報格差が生じます
描写されたすべてを知る「プレイヤー」は、「プロデューサー」や場合によってはアイドルとしての顔しか知らない「ファン」としてアイドルを応援するのです
一体どうしてこのようなややこしい構造のプレイヤーに一貫した視点で曲が提供できるでしょうか

 

具体例 黛 冬優子『SOS』

シャニマスはとくにストレイライトあたりからこの情報格差の構造をキャラクターに反映させています
黛冬優子の実装の際はHP上の情報が「ファンが見るアイドル黛冬優子」から「プロデューサーが見る黛冬優子」へと変わる演出で話題になりました
いわゆる腹黒や二面性です
では冬優子のソロ曲『SOS』は「プレイヤー」、「プロデューサー」、「ファン」誰に歌っているものでしょうか
より正確に問うと、「楽曲を制作した方々」は冬優子が「誰」に歌うことを想定して曲を制作したのでしょうか
ぼくは「ファン」だと思います
したがって『SOS』は「黛冬優子」が「ファン」に向けて歌う曲として作られ、それを想像して「プレイヤー」が喜ぶという構造だと考えられます
また曲を制作する際にはアイマスではライブでの披露が想定されます
『SOS』をライブで披露する際には観客 (プレイヤー)は「ファン」です
これによって「『黛冬優子』が『ファン』に向けて歌う」状況が再現されることが狙いだと考えられます
ぼくは「ファン」向けだと考えていますが、Pラブ勢は「プロデューサー」向けだと考えるでしょう
そこは自由だと思います

 

「プレイヤー」向けのソロ曲

「プレイヤー」向けのソロ曲に要求される属性は何でしょうか
アイドルがアイドルとして活動する際、少なからずペルソナを被ります
これは素の弱さや本音を隠すことと同義であり、ストレイライトなどに限ったことではありません
「『プレイヤー』向けのソロ曲」はこのペルソナを剥いだ状態を描いた曲だと考えられます
このような曲はアイドルの新しい一面を知るための情報が非常に多く、歌詞を読む価値が大きいと思います
もちろん作詞者の解釈によって書かれた歌詞ですが、公式によって許可され表に出された情報でもあります
一方で、それをライブで披露して最大のポテンシャルを発揮するのは困難です
そもそも観客に向けて歌うことが前提でなく、そのアイドルが歌うことに違和感を覚えることもあると思います
ですがその違和感も対象が「プロデューサー」や「ファン」でないことを前提とすると和らぐのではないでしょうか
既存の概念では、アイドルを紹介する「イメージソング」としての役割を持つとも言えるでしょう

 

まとめ

アイマスというコンテンツはプレイヤーを第一としつつも、アイドルがゲーム内のファンを楽しませるという構造があり、それらしい楽曲を制作するのは非常に困難だと思います
とくにソロ曲は一人あたり1-2曲という限られた数であるため、とくに最近のソロ曲はアイドルのイメージソングとしての役割が大きくなっているように思われます
ときどきソロ曲製作者による制作背景を読みますが、ほとんどの人がアイドルの魅力をどうやればより正確に届けられるかというようなことを考えられています
ぼくはオタクなので歌詞の深読みが好きですが、とくにそこに答えがあるように錯覚させてくれる歌詞がとても好きです
ソロ曲の制作には感謝しつつ、自分の考えとニュアンスが違うなという曲も今まであったので、そのずれをどうにか説明してみました
これを書いてそのような曲を聴いたとき、少しでも好きな曲が増えていると嬉しいです

 

【シャニマス】3rdライブ東京公演まで終えて

シャニマス3rd東京公演もアーカイブ公開期間をわずかに残すところとなりました

正直、福岡公演もセトリはほとんど変わらないし、聴きたかったソロ曲も恋鐘を除く冬優子と雛菜を回収できたので時間のあるうちに一旦まとめようと思いました

ちなみにすべて配信で視聴、名古屋公演はday1のみ視聴です

 

まず不満点から

悪い点と良い点があるときは良い点を後に言うと悪い印象が残りにくいそうです

ソロ曲の上演日を一日に絞るな

名古屋公演day2を見なかった理由はこれに尽きます

ちなみに東京公演も本当はリアタイできましたが、ソロ曲の関係でセトリ確認後にアーカイブで視聴という形になりました

どうしてこんな上演形式になるんでしょうね

ぼくが考察するに、全アイドルを平等に扱おうとした結果だと思います

今回3rdライブに参加する声優さんで最も参加日数が少ない方は福岡day2のみです

したがって全アイドルが一日のみの披露となったのでしょう。6日間全通の方もいるのに

また二つ目の理由としては単純な時間の問題があるでしょう

シャニマス3rdライブではCOLORFUL FE@THERSシリーズの全員曲が3曲、ソロ曲が4曲、ユニット曲が2×6の12曲、全体曲が5曲、計23曲です

福岡公演はシーズのユニット曲が加わったりソロ曲が減ったりする日がありますが±2曲に収まるでしょう

ここでソロ曲を一人当たり2日披露するとなると+4曲となります

時間にして4分×4曲で16分以上、MCを含めると2-30分になるでしょう

これが許容できるかできないか、一介の視聴者/消費者には分かりませんがやらなかったということは許容できなかったんでしょうね

ぼくからするとMC減らせるんじゃとか全体曲減らせるんじゃとか言えますが、おそらくそこに一つ目の理由が降ってきてうまく収まったのだと思います

 

ソロ曲の上演日を一日に絞る悪い点は視聴者が見たい公演を見れないだけに留まりません

これに関してもぼくは在宅なのでダメージが少ないですが、現地の人間にとっては大問題だったと思います(まあ現地すらなくなったんですがね)

上演日が一日になると演者側もどれだけ練習しても一度しか披露機会がないことになります

MCを聞いても、シャニマスで初めて発表されたソロ曲をライブで披露することに対して、声優さんに大きな思い入れがあったことは想像に難くありません

できることなら二日間披露したかったのではないでしょうか。一視聴者の想像ですが

もっとレベルの低い話で言うと、一日目よりも二日目の方がパフォーマンスの質は間違いなく上がるでしょう

最近で言うと2ndライブでも、一日目で歌詞を間違えてしまいましたが二日目では最高のパフォーマンスができ小さくガッツポーズをするという流れがありました

もしかすると今回の公演でも改善点があったかもしれません、しかしソロ曲に関してそれをフィードバックする機会は未定の4thライブになると思います

あまり引き合いに出して片方を下げるのは良くないと思いますが、デレマスライブはそのあたり柔軟なように思います

そもそもデレマスはその構造上、全員に平等ということが不可能という下地はありますが、シャニマスもあまり頑なにならずにツアーという形式を活かしてほしいです

 

さて、ようやく良かった点です

まずGR@DATE WINGシリーズ最高!

ストレイライトとノクチルを除くユニットのGR@DATE WING2曲目は本公演で初披露でした

純白トロイメライは圧倒的に曲が強かったですね

サビのソロパートで1-4の形で振り付けが違うのは完全に想像のままでした

人形的な振り付けもとても良かったですね

恋鐘の「選んでよ」「選んだら」「選んだよ」がとても好きです

個人的にアンティーカの好きな点は三峰と霧子の声が想像よりも強いことです

摩美々と咲耶は普段から声が低めなので想像通りですが、三峰と霧子は甘めなのでソロコレを聴くと意外に感じます

そしてそのおかげで恋鐘の歌声が際立つのだと思います

ぼくはシャニマスでは恋鐘が一番好きなのですが、それは幻惑SILHOUETTEの「眩しくて鮮やかすぎるかい」のパートの影響が大きいです

アンティーカというかっこいいユニットとユニット曲に反してかわいい声ですがとても力強く感じました

しかも公式サイトで見た目を調べると意外とがたいがいい

胸が大きいのはいいんですが、それに対応してしっかり肩幅が広かったり身長が高かったりするのはいいですね

ブログ書くにあたって今も公式サイトを見直しながら書いてるんですが月岡恋鐘めっちゃかわいいですね。大きいリボンもいい

 

次に放クラ、どちらの曲も盛り上がる

名古屋東京のぼくが見た3日間の公演はどれも声優さんの欠けが多少あったんですが、ちよこ先輩が一番いないことの大きさを感じましたね

これは放クラ4人だと力不足ということではなく、歌詞の振り分けや最後の五芒星など5人であることを強く感じることが多かったです

というか最後の星、なんでやらせるんでしょうね

最後の日に星が完成して感動させるぞという意図が透けてあまり好きじゃないです

一方でパフォーマンス自体はとても良かったです

新型コロナによりコール禁止であり、放クラにとっては大きな向かい風だったと思います

しかしながら楽しそうに(本当に楽しそうに)歌う姿はとても印象に残りました

これは仕方のない話ですが、次の歌詞や振り付けを意識してるときの顔って何となく見てる側も分かりますよね

東京day2ではどのユニットも不安そうな顔がいつもより多かったです

それと同じくらい、不安なはずなのにそれを気にもさせずに楽しんで歌っている様子もよく分かります

放クラは常に楽しそうな表情で歌っていて、見ているこちらもパフォーマンスに集中できました

次の歌詞や振り付けを気にしなくても歌って踊れるくらい練習したんだなあと感じられる部分で、本業でないライブのためにそこまでしてくれるのはありがたいと思います

 

アルストロメリアはダブル・イフェクトの振り付けがめっちゃかわいいですね

千雪さんが欠席した東京day2では大崎姉妹で歌っていましたが、いつもと違う曲の雰囲気が出ていて良かったです

別にアンチとかではないんですが、アルストロメリアに千雪さんを加える判断(ここでいう判断はゲーム内のシャニPではなく、シャニマスのディレクターの判断)がどういうものだったのか理解しかねています

初期のアルストロメリアコミュでは大崎姉妹と千雪さんお互いが気を遣うなどこの設定を持て余している感じがしました

「薄桃色にこんがらがって」は面白かったですが、絶対にここを見据えて組んだユニットではないし、アドリブ感が強いユニットだなというのがぼくの現状の理解です

 

イルミネもまた真乃とめぐる2人での歌唱が多い公演でした

シャニマス2ndも2人でしたが、このときの歌唱がとても良く、シャニマスに2人ユニットが来てほしいなと思ったらシーズの発表だったので嬉しかったです

斑鳩ルカの立ち位置が未だに不明ですが、高山Pのインタビューを見る限りシーズに加入することはないと見ていいでしょう

しかし、イルミネーションスターズにおける歌声の中心は灯織だと思います

名古屋公演で改めてこれを実感しました

これは自分の中で確固たるイメージがあるのですが、イルミネの歌は魔貫光殺法の中心のビームが灯織、周りの螺旋が真乃とめぐるだと思います

めちゃくちゃ伝わりやすいと思いますが、めちゃくちゃ雰囲気が死ぬので他人に言ったことはないです

ソロコレでは基本イルミネの曲は灯織のものを聴いているので、その点でもいないと寂しさが大きいユニットですね

 

またシャニマス3rdの目玉はソロ曲でした

名古屋day1はリアタイしたのですが、あまりにもセトリの後ろに回されていたのでまさか3rdライブではやらない気かと思いました

ぼくが個人的に聴きたかった曲は以下の通りです

 

今はこれに浅倉が加わったりしていますが、公演は名古屋day1の後はSランクのものだけを購入しようと思っていました

結果としてきれいに3日間に分かれたので憤死しました

 

今考えると名古屋day1のソロ曲はとても良かったです

あさひに関して、曲はもちろん良かったのですが終わりの「毎度ありがとうございました」はとても印象に残る演出になりました

というのもぼくの周りでは「シャニマスはコミュをちゃんと読んでいる人が少数派」という風潮があります

あくまで風潮があるだけで実際は友人だけなら過半数がコミュを読んでいます

なんとなくぼくもコミュを読んで何になるんだろうと思うことがありました

シャニマスのコミュにはある程度の制約があり、純粋に文章を読むという質だけで見ると何かの賞でもとった小説の方がいいはずです

それでもシャニマスのコミュを読んでいるのは、アイマスという構造とキャラクターが好きだからだと思います

あさひの最後の挨拶はコミュを読んできた意味を明確に提示してくれました

コミュを読まない多数派の人に対して説明すると、「毎度ありがとうございました」というのはあさひのGRADコミュで出てきた台詞です

蕎麦の出前を手伝うあさひが挨拶しないことに対してシャニPが注意するという流れで、感謝の気持ちを示す言葉の象徴として出てきます

言ってしまうと、あさひは心を込めるということがどういうことなのか理解できていないと思います

一方でよく分からないけどそれが大切であるということは理解しているようで、そのような複雑なあさひの価値観が「毎度ありがとうございました」という言葉には不随しています

つまり、あの挨拶は神の視点であるプレイヤーは額面通りに受け取れない言葉になるのです――コミュを読んでいる人には

コミュを読んでいたおかげで演出を100%で楽しめたと思います

上記のような複雑な感情を想起させるのは、コミュを読んでいなければ不可能なことでしたし、公演が終わったあとにとてもGRADを読みたくなりました

ライブとゲームが双方向に影響する良い演出だったと思います

 

次に冬優子のソロ曲『SOS』です

もうちょーかわいいって感じの曲と歌い方で良かったです

良かったですが、最初にアーカイブを聴いたときはさすがにCDの方が歌は上手いなという感想を持ちました

まあ何度も撮り直しての録音だから仕方ないと自分に言い聞かせてました

悪い点でソロ曲を一日しか披露しないことに苦言を呈していたのもこのためです

しかしながら、数日してアーカイブの音源がモノラルになっていたことが判明!

すぐに修正され、修正後はめっちゃかわいかったです

モノラルになってることくらい気づけよと思いますが、ライブは会場によって音質が左右されがちだと思うので、今回もそれだと思っていました

ライブとCDの歌の関係は単純な上位互換下位互換の関係にはないと思います

ライブの冬優子はCDよりもかわいさに振っているような印象を受けました

振り付けもかわいかったです

とくにS・O・Sと間奏の♡を作るところがかわいかったですね

シャニマスの世界だとSOSのMVはザ・冬優子イズムの衣装で撮影されてると思うので、いつかはあの衣装でのライブが見たいです

 

最後に雛菜の『あおぞらサイダー』です

これもかわいいですね

CDよりものびのびとしあわせ~に歌っているように感じられて良かったです

この公演は雛菜のGRADを見たあとに視聴しました

雛菜のGRADは雛菜がどうしてアイドルを続けるのか、浅倉透がいなくなってもそこにアイドルを続ける意味はあるのか、雛菜の”しあわせ”とファンどちらを優先するのかなど、雛菜を大きく進めたシナリオだったと思います

それを経た上でライブをする雛菜、とても良かったです

ぼくは声優さんとアイドルの同一視に反対の立場です

声優さんに求めすぎるのは違うし、こちらが勝手にアイドルを幻視するのが正しい楽しみ方だと思っています

それとは別に、ライブに立っている声優さんはこれまでのアイドルの台詞を読んで、考えて、吹き込んだのは確かな事実です

したがって、その演技にはそれまでのアイドルの思考や経験が反映されているものだと思います

雛菜はWINGでは他者との相互理解を否定していました

GRADで進歩したとは言え、それは雛菜のしあわせがファンに幸せを与えるという一方的なもので、あまり相互的な影響はしていないように思います

岡咲さんはどこまで雛菜を考えながら歌って踊っているのだろうかと考えてしまいます

雛菜に気持ちを寄せた動きと声優さん本人の動きの境目が分からないくらい良い表情でした

残念ながら雛菜のソロ曲披露日は無観客公演となりました

観客の有無で明確に声優さんのパフォーマンスは異なると思います

是非観客のいる状態のあおぞらサイダーが見たかったです

 

以上でシャニマスライブに関する感想は終わりです

総評としてとても楽しいです

とくに東京公演は直前まで忙しかったこともあり、ずっと心の支えでした

ノクチルのGRADも来て、ますますシャニマスのコミュを読むことが増えてきました

シャニマスのコミュと現実のライブはお互いに高め合っていて、どちらかを欠かすと一方の楽しさが低まってしまうと思います

ぼくとしては、現地にはいかない(怖いので)、見たい公演だけ見るという楽しみ方がちょうど良いです

その上でコミュを読みこうやってブログにまとめるのがシャニマスとのいい距離感だなと思います。咲耶の朝コミュですね

東京公演のアーカイブも怪我の功名でまだ少しの期間見れます

ぼくはSOSとあおぞらサイダーをヘビーローテーションする予定です

こんなブログ最後まで読んでアーカイブ買ってない人は買って見てください

以上です。

 

一ノ瀬志希の何が好きか

一ノ瀬志希のブログ書きたいと思っていたが、志希に関するブログの一つ目がこってこてでもきついので軽く好きなところを紹介する

 

きっかけ 秘密のトワレ
志希を知ったきっかけは適当にソロ曲を漁ってたときから
当時、デレステは好きだけど特別に好きなキャラがいないという感じで、たしか強いて言えば周子かアナスタシアが気になっていたはず
そんな中でソロ曲を順番に聴いていると「秘密のトワレ」という曲があることを知った
秘密のトワレはそれまでに聴いた曲の中で一番アイドルらしくなかった
はじめは志希の歌の上手さに惹かれたが、それ以上に曲の妖艶で理解し難い感じがとても気に入った
「アイドルゲームでこんな曲を歌わせていいのか」という驚きがあり、アイマスに対するキャピキャピした固定観念を覆されたように感じる
この時点でGame sizeしか聴いていないため、この後フルを聴いてCメロの影響もあり興味が曲から志希本人に移った

 

とんでいっちゃいたいの
あまり覚えていないが、そこから志希への興味が継続したのは「とんでいっちゃいたいの」のおかげだと思う
当時の主な曲供給リソースはデレステの新規ユニットによるSTARLIGHT MASTERシリーズで、早々にTulipが出ていた志希の曲追加は当分先になるだろうと考えていた
曲調は秘密のトワレやTulip、明日また会えるよねとはまったく違い、寂し気な雰囲気の強い曲で、ギフテッドゆえの孤独さにピッタリだと感じている
加えてMASTER SEASONSは曲が先、歌唱者が後に選ばれているため、キャラソンらしさがまったくなく、それがむしろデレマス世界におけるアイドルとしての曲らしさに繋がっている
未だに志希の歌唱曲の中で秘密のトワレの次に好きな曲だ

 

デレステコミュ
デレステ開始初期は一ノ瀬志希の魅力のほとんどは曲だったが、段々とコミュを読むようになって性格にも興味を持った
そもそも一ノ瀬志希は属性過多アイドルである
ギフテッド、化学者、帰国子女、飛び級、失踪、飽き性、匂いフェチなどなど、ラベル貼りできるだけの属性でも他の一般アイドルの倍以上はあるのではないだろうか
個人的に志希の性質として面白いのはやはりギフテッドだ
デレステのコミュは志希の属性を活かしきれているとは言い難いが、特異な経歴を持つギフテッドがアイドルと出会ってどう変化するかは、そこそこ面白いコミュになっていると思う
ギフテッドには必然的に自分の好きな才能と努力の話が付きまとうし、加えて志希には永遠と無限のテーマも含まれているように感じる
永遠と無限とは、停滞と変化とも言い換えることができ、最近では『鬼滅の刃』がこれをテーマにしていたと考えている
志希に関しては簡潔に言えば、大学での研究は常に同じことの繰り返し(永遠)で飽きてしまった、アイドルは未知であり興味が尽きない(無限)というようなことを言っている

 

一方でこの先の志希の問題として、研究さえも永遠になるのならば、いつかアイドルとしての活動も永遠になるのではないかということだ
志希にとって永遠とは飽きてしまうものである
しばしば、いつか志希はアイドルを辞めてしまうのではないかと、冗談半分で言われている
個人的には志希がアイドルを辞めても構わないと考えている
理由としては、それはそれで面白いということに尽きる
以降のコミュや曲の追加がなくなるのは悲しいが、ソシャゲの性質上キャラクターが綺麗に終わるのは難しい
もし志希の物語が終わるのなら、アイドルを辞めて終わるのも綺麗だと考える
例えばその後、たまに他のアイドルの口から名前が出てもいいし、辞めるのがサービス終了のときでもいい
志希がアイドルを辞めるということは、志希がアイドルを何らかの形で理解したということであり、そのときはPROUST EFFECTの歌詞も際立つだろう