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【3】DEATH STRANDING、方舟、RRR、プロジェクト・ヘイル・メアリー

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DEATH STRANDING

 最近ハマっているゲームです。メタルギアは未プレイですがEPICで無料配布されていたので落としました。昔アサシンクリードをプレイしたことがあるのですがあの手のステルス系ゲームが苦手です。不必要なストレスを感じてしまうからです。デスストも同様に苦手だと思いましたが、基本的に敵を避けて攻略できるのでプレイが続いています。スタンスとしては余程でない限りBTもミュールもガン迂回していました。最近ボウガンを手に入れたので全滅させています。

 孤立したコミュニティを繋ぐというストーリーとゲーム性が楽しいです。コミュニティの人たちは最初主人公を怪しむのですが、運んできた荷物を見るととても褒め称えてくれて気分が良いです。最近は「国道」というシステムが解禁され、そこはとても安全に通ることができます。正直BTやミュールには干渉されずに緩く配達したいのでしばらくは国道を伸ばすことが目的になりそうです。

 

方舟

 今まで読んだミステリーでもトップレベルに好きかもしれない小説です。他に最近読んだ好きなミステリーは『木洩れ日に泳ぐ魚』、今までで好きなのは『容疑者Xの献身』をはじめとするガリレオシリーズです。逆に話題になったけど好みじゃなかったのが『屍人荘の殺人』で、この経験があったので恐る恐る読んでいました。方舟の一番面白い部分は置いておいて、細かいトリックがちゃんと面白かったのが好きでした。トリックの推理だけで言えば納得感が高いので考えながら読むことをおすすめします。ミステリーとしての面白さは及第点を越え満足できる上に方舟としての面白さがあるので読後感がとても濃いです。ミーハーと揶揄されても話題になった本は読むべきだなと考えを改めました。

 

RRR

 今まで見た映画の中で最も没頭できたかもしれない作品です。普段、映画を見ていると静かなシーンでは経過時間や自分の姿勢、撮影方法などがどうしても気になってしまいます。しかしながら、RRRでは全くそういうことを考えずに、画面とストーリーに没頭することができました。理由の一つがアクションの濃厚さです。人が死んでるんじゃないかと思うほど激しく、見たことがない発想から出てきたアクションが何度も何度も見れます。個人的には虎が出てきたのとバイクが燃えたのが最高に面白かったです。加えて僕はインド人どころか日本人の顔を見分けるのも苦手なのですが、RRRでは主人公の2人に属性があるので顔を見ずともどちらの活躍するシーンか分かります。

 シナリオパートは大味なアクションに反して繊細で面白かったです。ラーマに関しては人生を丸ごと映画化したような内容で、180分の長さを全く感じさせませんでした。アクタルはジェニーとのやり取りが微笑ましくて好きです。シータとビームの出会いも、シータの正義の行動の結果なのが好きです。

 あとはナートゥも良かったです。見てから一日Spotifyでナートゥ聴いてました。ナートゥもとても良かったですが、他の部分が普通に面白すぎて特別語る必要がないくらいRRRが面白かったです。

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー

 僕の情報源のほとんどがTwitterです。中でも、趣味が合う人を勝手にリストにしてます。現状たった4人でし。ここの人が好きなものは自分にも本当に打率が高いので重宝しています。プロジェクト・ヘイル・メアリーもここから知った小説です。同じ作者の『オデッセイ』は映画を見たことがあって好きでした。また最近『宇宙兄弟』を読んでいたりH3ロケットの打ち上げに興味があったりしたのでタイミングは良かったです。

 これを書いている時点で上巻の半分くらいしか読んでいないのですが、思ったより宇宙旅行要素が薄く、宇宙科学・宇宙生物学に焦点を当てた小説でした。地球外生命体が現れた際のシミュレーションの側面もあります。想起されたのはジュールヴェルヌの『神秘の島』でした。神秘の島では島に不時着した数人の中で、サイラス・スミスという技師が持ち前の科学知識を駆使して島を開拓していきます。プロジェクト・ヘイル・メアリーでも突如現れた地球外生命体に対して主人公が生物学の知識で解明を試みており、読み心地として被る部分がありました。僕はかなり科学”者”主義なので科学者が活躍する小説はとても好きです。