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年の瀬しき

卒論に飽きたので一時間で3000字くらいを目標に2020年を振り返ろうと思う。

ほとんどの人間にとって今年大きな出来事であったのは新型コロナウイルスだろう。休日に旅行にも行けなくなり、買い物すらも自粛を余儀なくされた。
一方で自分はそもそも休日にでかけるような人間ではなく、外に出るのは最低限、基本家でパソコンの前にいる人間だったのでじっさいはコロナ禍の影響は小さかったように思う。
加えて、今年はコロナの流行の有無にかかわらず環境が変わることが分かりきっていた年であった。試験を受けて合格し、それまでの生活サイクルや人間関係ががらりと変化したため、新型コロナによるオンライン環境への変化よりもそちらの方が大きかったように思う。
それどころか対面する前にリモートで何度か会話する機会があるなど、人間関係の距離感を通常よりもはかる期間が長かったため、コロナ禍はコミュ障的には非常にありがたい追い風だった。

今年新しく始めたことの一つとして、絵を描き始めた。
元々は身内でくじを引いて引いた出し物を年末までに用意するというもので、自分が「絵」のくじを入れて自分で引いた。完全にマッチポンプだった。
そもそも中学生くらいのときには絵を描きたいと漠然と考えていた記憶があり、ペンダブも持っていた。
そのころはゲームを作ってみたいと考えており、自分でドット絵を売って拙いRPGを作ったり、脱出ゲームを作ったりしていたが、どうしてもイラストを自分で用意する必要があり練習したいと考えていた。
しかし学校の勉強と違って絵は苦手な部分が如実に出るため、自分の下手さを実感したくなく一生練習から逃げていた。
今年の出し物くじで引いたのはとてもいい機会だったと思う。
くじの内容は各々が考えて来るため、自分が引いた場合も考えてお題を決めた。
外的な要因がないとスタートできないのはとてもダサいけど、一年を通して見れば非常にいい結果になったと思う。
来年以降も描きたいと考えている。
twitterで流れて来る絵も見方が自分の中で変わったのを感じていて、他人の絵を見る限り自分はまだ上手くなれるなと思ってします。
正直、今の自分の絵を3月ごろまだ絵を描き始めていない自分が見ると十分に感じると思うし、こっから上達曲線も平衡に近づくと思うと引き時だと思うけど、絵はやめるとかそういう感じじゃないなと考え始めている。
描けば描く分一生残っていくし、少なくとも今は描くたびに前回の絵よりも満足いくものが描けるので、描くだけアドだと思う。
初めて描いた絵は模写で計22時間くらいかけたけど、最近は頑張った絵でも8時間、簡単な絵なら2時間くらいで描き終わるのでかなり時間対効果も高くなった。
これは自分の勝手な考え方だけど、厚塗りはある程度能力が伴わなくても見た人に情報量的な気持ちよさを与えることができるので使ったら負けだと思っている。
やっぱりしっかりとした線画、線画を生かした塗りをするのが自分の力になる描き方塗り方だと思うので、来年も勉強していきたい。
2021年は光の当たり方を勉強する。簡単な背景でも、キャラクターにあたる光を効果的に付けれれば存在感が出て見栄えする絵になると思う。
よくないことに自分の絵は完成してもあまり完成品っぽさがないので、見返したときに見栄えが悪いなと感じた。
塗りと平行して模写やクロッキーもしっかりしたい。
この8か月でやれば頭に入るし上達するんだなあということも分かったので今まで以上にやる気出せると思う。

一時間描くつもりだったけど嵐のライブがあるのを忘れていたから30分で終わる。
嵐の解散、悲しいね。でも自分は悲しいというほどファンではないし、強いていうなら嵐がすきかなって人なのでファンからしたらむかつく存在だと思う。
ちゃっかり5x20のCDとかラストライブの円盤も買ったので嵐はリアルアイドルで一番お金を落としたアイドルになった。
解散しても曲は残り続けるし、その点は絵と同じで、芸術とよばれるもののいいところだなと思う。
芸術という自分からほど遠い場所にあった言葉が少しだけ近くなった一年だった。よいお年を