はるログ

はるのブログ

スプラトゥーン 勝ち方 攻略【スプラ3】

 先日、ウデマエS+に上がりました。前作までの経験があるとは言え、上げる過程では考えを改めることも多かったのでその備忘録です。

 

画像

 

 

B. 塗る

 このゲームの紹介においてよく使われる「塗れば勝てる」という謳い文句は何もただの定型文ではありません。実際、スプラトゥーンにおいて塗り勝つことはそのまま勝利にも直結します。

 今、スプラ3ではイカ移動で飛ぶ飛沫を減らすイカニンジャが流行しています。イカニンジャや潜伏からローラーやブラスター、52ガロンで瞬殺されると為す術もありません。なぜならローラーを視認して死ぬまでのフレームは人間には回避不能な速さだからです。そこで見える敵と戦う前に、まず見えない敵が隠れられる敵インクを塗り潰します。

 特に、敵にローラーがいる場合は前線で戦うことよりも敵インクを塗ることを意識しています。ローラーに潜伏キルの仕事をさせないことで、実質的に4対3の状況を作り、動きやすくなるはずです。

 

実践例の動画です。

 

 

 これは相手が自陣のインクに飛び込むのが見えたため、上からの奇襲で咎めた例です。スプラトゥーンでは奇襲をした側が9割方勝てるのですが、その後に潜伏している敵にやられたのでは1対1交換で旨味がありません。この動画では右手前側が大きく塗られているのを確認して飛び込みました。

 2人目の存在には気づいていなかったのですが、自陣の塗りがしっかりしていたため撃ち勝つことができました。

 

A. スペシャルを避ける

 カニタンクを舐めて対面したり、ウルトラショットが他を見ているからと身体を出して塗っていたりすると即死します。発売当初は自分の中のカニタンクの評価が低かったため何度も挑んでは負けましたが、最近は評価を見直してしっかりと隠れています。幸い、カニタンクは10秒くらい、ウルトラショットは3発という制限があるので大人しく物陰のインクに潜んでいましょう。特に、ウルトラショットの2発目3発目に当たるのは非常にもったいないです。

 

S. 戦う敵を意識する

 スプラトゥーンのブキは個性が強く、瞬間的な立ち回りやAIM力の影響が小さいので相性差が露骨に出ます。例えば、射程の短いわかばシューターやシャープマーカーでローラーと正面から戦うのは難しいです。よくて相打ちの運ゲーになるでしょう。自分がスプラシューターや52.ガロンなどキルの得意なブキや射程の長いブキを持っていて、短射程ブキが味方にいた場合は、率先してローラーを倒すことで味方が動きやすくなるはずです。

 基本的に射程の長いブキが有利ですが、射程の長いブキで固めると塗れないというバランスになっています。最終的にメタの頂点はリッター4Kになるため、いかに味方のリッターを活かすか、敵のリッターに仕事させないかが勝ちに繋がると考えています。リッターの目の届く範囲で戦うことも大事になるでしょう。

 

実践例の動画です。

 

 

 味方の構成はLACT、デュアルスイーパー、ボールドで、中々リッター4Kの相手が難しそうです。唯一トライストリンガーはリッターに抜かれる前に倒せるブキなので、この試合では優先してリッターを狙いました。動画中でも手前の狙いやすそうな位置で戦う敵が見えましたが、射程の役割を鑑みて少し無理をしてでもリッターを狙っています。

 

S+. 前線に出る

 スプラトゥーンは1人が10キルしても勝てないゲームです。これは1キルの重みの差が原因と考えています。最近、LACTやヴァリアブルローラーでひたすらマルチミサイルを溜める戦法が流行っています。正直、これらのマルチミサイルが与える影響は、彼らが前線を離れていたマイナスと相殺できる程度だと思います。

 スプラトゥーンの根幹は陣取りゲームなため、自陣を面で押し広げることが重要です。多少デスの危険が増えても前線を前に押し上げることで、味方は動きやすく、敵は動きにくい状況を作ることができます。このあたりはスマブラの”ライン”の考え方とも一致します。

 僕はSまではキルレシオ重視の動き方をしていました。デスを減らすことは塗り時間やスペシャル回数の増加にも繋がり、一見総合的な価値が高そうです。しかし、Sに上がってからはそれだけでは勝てなくなりました。

 デスをしない動きを続けた場合、ボムやスペシャルとの噛み合い一つで崩壊するなど、次第にジリ貧になります。それよりも攻めるタイミングで攻めて相手の立て直しで時間を稼ぐ方がガチマッチでは勝てるように思います。

 

総括

 スプラトゥーンはAIMやキャラコン(キャラクターコントロール)の影響が小さい分、大局観を持った立ち回りが重要になります。実際、僕はスプラ1,2の経験があったはずですが、敗北を重ねることがありました。スプラトゥーンのルールはチームデスマッチではないので、キルだけではなく戦況に応じた判断が勝敗を左右することが面白い部分だと思います。